KIMONO DESIGN mediaは伊勢型紙を彫って、宿泊できる「テラコヤ伊勢型紙」を三重県鈴鹿市に5月オープンします。現在、テスト宿泊者を募集しております。

詳細はこちらからどうぞ。

4月予定のテスト宿泊に関してはもう少々お待ちください。

オリジナル浴衣(2反〜)、てぬぐい(70枚〜)も制作します。詳細はこちらまで

制作後記:これは職人泣かせだった!水玉編

こんにちは!

伊勢型紙とwebコンサルタントのハイブリッド職人、きむらあつしです!


今日にはご購入いただいた全てのかたに、てぬぐいが届くと思います!

お楽しみに〜


さて今回は、完全に型紙職人目線のおはなし。

#職人がみえるてぬぐいの苦労話をちょこっとご紹介します。


めちゃくちゃある、水草の玉

水草の玉。

数えたくないぐらい、たくさんあります。


これを染まる型紙にする方法は2つ。

1、同じ大きさの玉を別で作っておいて、あとで貼りつける
2、つりをつけて、裏張りのあとに彫る

です。


1の場合、錐という丸いあなをあける、道具があります。

それを使えば量産できるんです!

問題はつくったあと。

ひとつずつ、貼っていかないといけないんです…

それに、同じかたちの丸ばかりになり、全体的にかたくなってしまう恐れがありました。


というところを親方と相談した結果、

2、つりをつけて、裏張りのあとに彫る

ことにしました。


しかし、これが悪夢の始まりでした…


ちっちゃいのは染まらない!!

これがつりきりする前

そして、したあとです。

やっとつりきりできた〜って思っていたら…


親方「この小さいのは染まらんで〜」
ぼく「……」


はい、小さいのははがして、やり直しです。


というのも、注染でつかう木綿の布というのは、目が粗いんです。

細かい模様は染料がつきにくいという特徴があります。

なので、せめて2mmはほしいところ。


それを頭に入れながら、つりきりをしていたのですが…

小さいやつは大きいのにかえていきました!

伊勢型紙は染めてなんぼ

伊勢型紙は切り絵ではありません。
染める道具なんです。
染めることができなければ、伊勢型紙ではありません。


染めることをちゃんと頭に入れながら彫る。

それを感じられた、水草の玉でした。


#職人がみえるてぬぐい、もうちょっとお付き合いください!