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4月予定のテスト宿泊に関してはもう少々お待ちください。

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色の錬金術者。注染、紺屋さんがすごい!

こんにちは!

伊勢型紙とwebコンサルタントのハイブリッド職人、きむらあつしです!

前回はのりを置く、板場さんをご紹介しました。

幻の細川染めは、板場の腕の見せどころ!


今回はいよいよ、染めていく工程、紺屋さんです。


今回の紺屋は岡田さん

注染の職人さんには板場と紺屋がいますが、基本、ペアが決まっています。

板場が森本さんなら、紺屋は岡田さんというふうに。

岡田さん(左)はこの道30年の大ベテランです。


まずは土手づくりから

そのまま、染料をいれると、余計な部分に流れていってしまいます。

それを防止するのが、土手づくり。

これをつくることで、近くの色でもきれいに染めることができます。


このてぬぐいだと、白猫のすずとか、水草と金魚、猫の間とかです。

前にも記事を書きましたが、これがさしわけです。

デザインが違う?注染の技法、さしわけ


今度、注染のデザインをするひとはメモ!!

この土手をつくるために、色と色のあいだは約5mm、ほしいですね!


作業を見ていると、ケーキにデコレーションしているみたいです!


染料を「さしていく」?

染料をさす。

この表現、ちょっと違和感があったのですが…

作業をみていると、まさに「さして」ました!

やかん。

紺屋さんが染料をそそぐときにつかう器具です。

このクチが長いので、さしている感じがするんですね!


染料をやかんでさしていくのですが、これにも熟練の技が。

染料はいろんな組み合わせや温度、気候で、発色がかわってきます。


これとこれで、赤。

ここに別の薬品を入れて、青。


染工場にはいったとき、たまごの腐った臭いがしたのは、これらの染料でした。


色をさす作業は、表裏おこないます。

こうすることで、中まで色がはいります。

そして、定着剤や石鹸水をいれて、完成っ!


紺屋は色の錬金術師

この岡田さんの立ち姿と仕事場。

どこか科学者、研究者というイメージがわきます。


いろんな染料を使って、あざやかな色をつくる。
色の錬金術者。


見ているだけで、うっとりとしてしまいました。

紺屋さんの作業を簡単に動画でまとめてみました!

#職人がみえるてぬぐい、まだまだ続きます!