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4月予定のテスト宿泊に関してはもう少々お待ちください。

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伊勢型紙の仕上げ、染めが決まる「つりきり」

こんにちは!

伊勢型紙とwebコンサルタントのハイブリッド職人、きむらあつしです!


雨なので、ラジオ体操できていません。

ウソです。朝起きれなくなってきました…


さて、#職人がみえるてぬぐい、伊勢型紙工程も終盤です。

今回はその工程の一部、つりきりに関してです。


これで染めが決まる、つりきり

伊勢型紙の工程は

彫り→裏張り→つりきり→紗張り

と大きく分けて4つの工程があります。


伊勢型紙工程、彫りが終了しましたっ!

この記事の最後でもちょっとふれています。


実はこのつりきり、一番重要!

これで染めが決まると言っても過言ではありません。


つりきりってなに?

簡単に説明すると、

彫りの段階で、模様がどこかにいってしまわないように、補強した部分(つり)を切る作業

です。


これは彫りが終わったもの。


そして裏に和紙をはる、裏張り(つりきりの前準備)をおこなったもの。

この状態で、つりきりをしていきます。

できあがりがこんなかんじ。

例えば、水草の玉。

これを彫りの段階で彫ってしまうと、どこかにいっちゃうんです。


でも裏張りをしたあとに、この玉の部分を彫ると…

和紙が裏に貼ってあるので、どこにも飛んでいかず、そこにとどまります。

彫りの段階で、ちゃんとした模様になっていなかったのは、このためです。


なくてはならないもの、つり。

伊勢型紙にはとても重要な概念。

これを頭の中で考えていきながら、彫らなくてはいけません。


でも、彫りながら考えるって本当に難しいんです。

まず、手がとまります。

なので、初めは鉛筆で下書き…

慣れてきたら、考えながらやります。


そして、ベテランまでいくと、手が勝手に動くとのこと。

すごいですね…

その境地までいきたいです。


さて、これで伊勢型紙のつりきり工程は終了!

最後の紗張りへ。


#職人がみえるてぬぐい、まだまだ続きます!