KIMONO DESIGN mediaは伊勢型紙を彫って、宿泊できる「テラコヤ伊勢型紙」を三重県鈴鹿市に5月オープンします。現在、テスト宿泊者を募集しております。

詳細はこちらからどうぞ。

4月予定のテスト宿泊に関してはもう少々お待ちください。

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すごい!すごいんです!有松絞の若手育性

こんにちは!

伊勢型紙とwebコンサルタントのハイブリッド職人、きむらあつしです!


さて、今回はこの土日にあった、有松絞祭りについてです。


有松ってどこ?

浴衣の絞りとして有名なのが有松。

名古屋から電車で30分ぐらいのところにあります。


当日はすっごいにぎわいで…

地元の人や観光客、カップルなどたくさんの人が楽しんでました!

街並みも昔のかんじをそのまま残してあって、とても居心地がよかったです。


有松絞の体験もしたんですけど、いや〜大変ですね…

見ているとひょひょっとやっているかんじがあるんですけど、やってみたら全然できず…

なんとな〜く、千鳥に見えませんか?

見えませんよね…

こうやって体験して、職人技の凄さを体感させるっていうやり方はあり!


有松絞りの若手育成がすごい!

もちろん、絞りの実演もされていました。

大ベテランのおばあちゃんたちから、まだ若手の主婦さんまで。


そこで、若手の主婦さんにお話を聞くと…

伝承者育成制度の生徒さんだったんです!


伝承者育成制度とは簡単にいうと、

「伝統工芸の技術を習得して、職人になる」

ための制度です。


どの伝統工芸にも、この制度はあります。

もちろん伊勢型紙もこれで、若手の育成をおこなっています。

しかし、その育成レベルはそれぞれの伝統工芸によってまちまち。

伊勢型紙の育成制度は

週末のお稽古事レベル

です。

そんなところがほとんどですね。


でも有松は違いました!
生徒さんの総数は約80人!
その中の1期生のひとたちはもう絞りを仕事としていました!


これは本当にすごいことなんです!!

ほかの伝統工芸の育成制度はここまでできていません。

一般のひとを職人に育て上げる。

これほど苦労することはありません。

しかし、有松絞りは、育成システムを構築。

次の世代に技術を残していくことができているんです。


全国の伝統工芸の人間は有松を見習え!

この育成システム、とてもよくできています。

これさえ、うまくまわっていけば、100年後も200年後も安泰ですね。


伝統工芸は、言ってしまえば

国の保護が必要なぐらい、不必要な仕事

なんです。

その保護もいらなくなりつつある、有松絞。

有松絞は伝統工芸ではなく、現代の仕事に戻りつつあります。


また勉強させてもらいにいきたいです!