KIMONO DESIGN mediaは伊勢型紙を彫って、宿泊できる「テラコヤ伊勢型紙」を三重県鈴鹿市に5月オープンします。現在、テスト宿泊者を募集しております。

詳細はこちらからどうぞ。

4月予定のテスト宿泊に関してはもう少々お待ちください。

オリジナル浴衣(2反〜)、てぬぐい(70枚〜)も制作します。詳細はこちらまで

修行1ヶ月!伊勢型紙職人の1歩目は座ることから。

今回は1ヶ月前からはじめた修行の様子です。

職人の気持ちを知りたい

職人さんと話をしていると、やっぱりわからないことがたくさんあるんです。職人の道具のことだったり、伊勢型紙のことだったり。

そういうことを知るためにどうしたらいいかなと考えたのですが、1つしか方法が見つかりませんでした。

自分が修行すれば、職人の気持ちもわかるやん!


職人には小刀が必要不可欠!

伊藤さんに

『伊勢型紙を教えてほしい』

と相談したところ、

『ええよ』

と返事がいただけたのはとてもラッキーでした。

伊藤さんの仕事場に、2時間、週5で通っています。修行をはじめてから、やっと1ヶ月たったので、ちょっと職人らしいお話をしたいと思います。

伊勢型紙の修行、残念ながらいきなりは彫れません。

まずは小刀の研ぎ方から。職人は全員が自前の小刀を持っており、それで型紙を彫ります。なので、自分の小刀がなければ、はじまりません。

親方(伊藤さん)に研ぎ方を見せてもらい、挑戦。マネしてみるも、研げているのかどうかすらわかりません。なんとなく研いでいるかなという感じ。

しかし、隣で仕事をしている親方の耳はボクの研ぎをしっかり聞いているようで、

『今のシャーシャーっていうとるの、うまく研げとるんちゃう?』

『今のはちょっと角が立ってきとるやろ』

目で見なくても、耳で小刀研ぎがわかってしまう。職人ってすごい・・・


職人の1歩目、あぐらをかく修行

小刀はあぐらをかきながら、研ぎます。

そのあぐら、実はすごくつらいんです。2時間も座ってられません。

でもこのあぐらに慣れなければ、小刀はうまく研げないんです。

小刀の刃の部分は、真っ平らにならなければなりません。

真っ平らに研ぐには、腕の振り方と砥石と刃先をあてる角度を一定に。

そのためには、あぐら、ひじ、手首の位置をすべて固定しなければならないんです。

型を決める。その1歩目があぐらなんです。

はじめはあぐらも痛く、ひじも腕も揺れてしまって、うまく研げていませんでした。

そして、次第に研げるようになると、音でうまく研げているかどうがかが判断できるように!刃も真っ平らに!

型紙が自分の小刀で切れたときはとても嬉しかったですね!

でもこれで完成ではないんです・・・

まだ長い道のりが・・・

伊勢型紙の修行、続きます!!