KIMONO DESIGN mediaは伊勢型紙を彫って、宿泊できる「テラコヤ伊勢型紙」を三重県鈴鹿市に5月オープンします。現在、テスト宿泊者を募集しております。

詳細はこちらからどうぞ。

4月予定のテスト宿泊に関してはもう少々お待ちください。

オリジナル浴衣(2反〜)、てぬぐい(70枚〜)も制作します。詳細はこちらまで

どんな関係なの?つばめと雁、柳に吹き寄せ

こんにちは!

伊勢型紙とwebコンサルタントのハイブリッド職人、きむらあつしです! 


ケイスケの文様百科。 

前回はコウモリでしたが、今日はつばめです。  




燕文(つばめもん)
燕は初夏の代表的な鳥とされ、日本の燕は主に琉球列島を渡り、フィリピン方面に越冬するらしい。
去年の古巣へ今年も帰って来る渡り鳥として親しまれてきた。
燕は常盤の国を往来するといい、縁起のよい鳥とされた。 
南国で越冬した燕は、春暖かくなると日本の古巣に帰ってくる。
尾の外側の尾羽が伸びて(燕尾)、飛翔する姿が美しく、衣装の文様に用いられている。
燕は現代でも初夏の渡り鳥として文様に用いられており、柳や菖蒲などと共に初夏の風物詩として、単衣の織着尺や友禅染めの着尺、袋帯などの文様に用いられている。



雁とつばめの関係って?

万葉集。

この中にもつばめを題材にしたものが多数あります。 


燕来る時になりぬと雁がねは国偲ひつつ雲隠り鳴く


これは大伴家持の歌です。


「帰雁来燕」 

雁が帰ると、南国で越冬したつばめがやってくるという、初夏の情景です。

なので、つばめと雁は一緒に題材にされることが多いんです。


また直接、雁を描かず、吹き寄せ(松ぼっくり、枯葉など)とつばめを一緒にして、「帰雁来燕」を表すこともあります。


つばめで縁結び

つばめは夫婦で子どもを育てます。

このことから、夫婦円満、縁結び、安産の意味もこめられました。  

つばめって仲良く子育てしてますもんね。

こんな様子から、意味をつけたなんてステキです。


柳とつばめも!


ケイスケさんの画像でいうと、こちら。

柳とつばめもよく見かけます。

初夏の文様の組み合わせです。  


この前、関宿にいったときにも、たくさんのつばめの巣を発見。

昔、つばめの巣というのは重宝されました。

つばめが家に巣をつくれば安泰! みたいなかんじで。

これも地域によって違うみたいですね。

病人が出ないとか、縁起がいいとか… 


そろそろ、つばめの子どもも大きくなってきて、巣立つ時季ですかね。